落ち着いた雰囲気で、上質な創作フレンチを・・
2005年5月オープン。
指宿の豊富な食材を使い、枠にとらわれない料理をめざしています。
実は、10年和食の修行を積んだ道下シェフ。その後、日本食が大ブームとなっていたパリにて、和食店の経営を任されました。
お客様として訪れたフレンチシェフとの交流。
地方を旅して、その土地独自の食文化を大切にするフランスの人々との出会い。
○○料理という枠を気にせず、素材にあった料理がしたい・・・
そこで帰国後、新たな〝和&フレンチ〟というスタイルのレストランをオープンしました。
指宿の豊富な食材を使って
鹿児島名産の黒豚や黒毛和牛、地元の旬のお野菜、網元さんから毎朝直接仕入れるゆたかな魚介類。1年をとおし、季節の豊富な食材をふんだんに使えるのが、指宿の利点です。お店の長年のスペシャリテである「さつまいものスープ」は、砂糖を使わない自然の甘さに、みなさん大変驚かれます。素材の持つ力がもっとも引き出されるのは、その素材が育った土地で採ったそのままをすぐに味わうこと。最高のぜいたくだと思いませんか?
常識破りの型破り
<本人によるプロフィール>
18歳でプロのミュージシャンにあこがれ上京!
しかし、現実とのギャップに2年で挫折(泣)
自分を見失いながらレストランのバイトをはじめる
そこで初めて一人のシェフと知り合い・・・
料理の世界に入るが、なぜか和食の職人の世界へ・・・・
そのまま約10年間和食の料理人として研鑽を積む。
その後 自分の作る料理とは なにか・・・・?
思い悩みとりあえず和食以外の料理を見てみたい
(そうだ!フランスへ行こう。)
飛行機へ飛び乗り 6ヶ月滞在のつもりが
宿泊先の古いアパートで現代科学では解明
できないことに遭遇!
翌日から 身の回りで人生を左右する事柄が次々と起こり
結婚 就職(フランスでビザを取り)娘誕生 開業 etc・・・
結局 5年間滞在することに。
2005年に指宿へもどりレストランサリューを開業。現在に至る。
<道下シェフの型破り伝説>
所持金7万円事件
「和食以外の料理を見てみたい」
2000年5月。
強い思いで旅立ったフランスが、道下シェフの初めての海外旅行であった。
が、初めてゆえのこわいものしらず。
手に職はあるし、なんとかなるだろ・・・
半年も滞在するつもりだったのに、パリ到着時の所持金は7万円だったという・・
異例の早さの就労ビザ取得
パリに着き、言葉もままならぬまま、とりあえず凱旋門近くの安ホテルに一泊。
「さすがにこれはマズイ」と気づいたシェフ。旅行者に短期アパルトマンを紹介
してくれる、日本人主催の芸術家支援団体「アソシアシオン・シューベルシアー
ド」に電話し、とりあえずパリでの拠点を定める。
おりしも翌週、この団体が開催したカナダ人アーティストの個展が開かれ、
ベルニサージュ(アーティストと来場者の交流パーティ)のための料理を
引き受けることに。
当日、シェフの作った日本食は大好評。ウワサを聞きつけたカンボジア系マダム
に17区の日本料理店の料理長にぜひと請われる。折りしもパリは空前の日本食ブ
ーム。職人が慢性的に不足しており、就労ビザ取得には何年もかかるといわれる
フランスで、半年で認可がおり、パリの日本人界では「異例の早さ!」と驚かれる。
結婚も鬼速!
前述のベルニサージュで知り合い、仕事の面接やらなにやらでつきそってくれた女
性に、出会って2週間目にプロポーズ。現在にいたる。